このような症状・不安はありませんか
- 健康診断の眼底検査で『視神経乳頭陥凹拡大』と書かれていた
- 緑内障かもしれないと言われたけれど、自覚症状がなくて不安…

健康診断で
視神経乳頭陥凹拡大・要精密検査と言われたら
〜緑内障の疑い・原因・精密検査から治療まで〜
健康診断や人間ドックの結果票で聞き慣れない病名や判定を見ると、とてもご不安になられることと思います。
熊本市中央区・水前寺公園近くの「くまがい眼科」では、日本専門医機構認定眼科専門医が、高性能な検査機器(OCTなど)を用いて精密に診断いたします。早期発見と適切な管理で、大切な見え方を守るサポートをいたしますので、どうぞ一人で悩まずお気軽にご相談ください。
「視神経乳頭陥凹拡大」とは?
(健診結果の判定基準)

目の奥(眼底)には、網膜で受け取った光の情報を脳へ伝える「視神経」が集まる出口(視神経乳頭)があります。この中央部にはもともと「くぼみ(陥凹)」が存在します。視神経の神経線維が減ると、このくぼみが通常よりも押し広がって見えるようになります。これを「視神経乳頭陥凹拡大(ししんけいにゅうとうかんおうかくだい)」と呼びます。
健診で指摘される主な記載例
視神経乳頭陥凹拡大
緑内障疑い
要精密検査・要再検査
健康診断の眼底写真で陥凹(くぼみ)の割合が大きい(一般的に乳頭全体の70%以上など)場合や左右差がある場合に、精密検査の指示が出されます。
なぜ「自覚症状がないから放置してよい」とは言えないのか?
「普通に見えているから大丈夫」「見えにくくなってから受診すればいい」と思われるかもしれません。しかし、健診の指摘を放置することには大きなリスクがあります。
緑内障(日本の後天的失明原因第1位)の初期サイン
視神経乳頭陥凹拡大が見られる代表的な疾患が「緑内障」です。緑内障は視神経が障害されて少しずつ視野(見える範囲)が欠けていく病気です。
正常眼圧緑内障が多い
日本人の緑内障患者さんの多くは、眼圧が正常範囲内(10〜20mmHg)であるにもかかわらず進行する「正常眼圧緑内障」です。眼圧検査だけでは見抜けず、眼底検査による陥凹拡大の指摘が早期発見の最大のきっかけになります。
片目や脳の補正による無症状
緑内障の視野障害は周辺部からゆっくり進行し、もう片方の目がカバーするため、中期〜末期になるまで自覚症状がほとんどありません。一度失われた視神経や視野を取り戻すことはできないため、早期発見が不可欠です。
緑内障の症状・進行についての詳しい解説はこちら
病気ではないケース(生理的陥凹拡大・強度近視)
陥凹拡大=必ず緑内障というわけではありません。
■ 生まれつきの個人差
視神経乳頭そのものが大きい体質の方は、病気でなくてもくぼみが大きく見えます。
■ 強度近視の影響
近視が強い方は眼球が前後に伸びているため、視神経乳頭の形が変形し、見かけ上陥凹が大きく見えることがあります。
※ 精密検査を行うことで、「治療が必要な緑内障」なのか「生まれつきの個人差(経過観察でよいもの)」なのかを明確に区別することができます。
くまがい眼科での対策と治療のフロー
当院では、患者さんが安心して受診できるよう、丁寧な診断と負担の少ない治療体系を整えています。
高精度な医療設備による精密検査

健診の写真だけでは判断できない網膜の厚みや視野の状態を、先端機器で詳細に解析します。
■ OCT検査(光干渉断層計)
赤外線を用いて網膜や視神経の断層をミクロン単位で撮影します。視野欠損が現れる前の「極早期の緑内障(視神経の薄まり)」を発見できます。
■ 視野検査
見える範囲(視野)に欠損がないかを精密に測定します。
■ 広角眼底カメラ・眼圧検査・細隙灯顕微鏡検査
目の奥の状態や眼圧、構造を総合的に評価します。
日本専門医機構認定眼科専門医による確かな診断

当院の院長は日本専門医機構認定眼科専門医です。豊富な臨床経験に基づき、検査結果を総合的に分析して正しく診断いたします。
患者さんのライフスタイルに応じた
治療・アフターケア

緑内障と診断された場合でも、すぐに手術が必要になるわけではありません。
■ 点眼治療
まずは眼圧を下げる目薬で、視神経への負担を減らし病気の進行を抑えます。
■レーザー治療(SLT:選択的レーザー線維柱帯形成術)
房水の排出を促して眼圧を下げるレーザー治療です。
切開を伴わないため痛みがほとんどなく、外来で短時間・低侵襲に行えます。点眼薬の追加・変更に加え、生活環境に合わせた選択肢としてご提案可能です。
■ 長期的・継続的なフォロー
緑内障は長く付き合う病気です。
無理なく通院を続けられるよう、丁寧な説明と分かりやすいアドバイスでサポートします。
当院の緑内障治療について
精密検査・受診のための
スケジュールと流れ
健診結果を受け取ってからの理想的なフローをご案内いたします。
1健診結果の確認・ご予約
2初診・精密検査
(所要時間は検査内容によります)
3結果説明と方針決定
年1回などの定期検診をご案内します。
■ 緑内障疑い
数ヶ月〜半年後の再検査・経過観察を行います。
■ 緑内障確定
進行度に合わせて点眼薬の開始やSLTレーザー治療などを検討します。
ご受診を検討されている皆様へ
(重要な注意点・アクセス)
お車・バイク・自転車でのご来院は
お控えください
目の奥(視神経や網膜)を詳しく観察するため、瞳孔を開く目薬(散瞳薬)を使用した「精密眼底検査」を行う場合がございます。
散瞳薬を使用すると、点眼後約4〜6時間は光が非常に眩しく感じられ、ピントが合わなくなります。この状態での運転は大変危険ですので、受診当日はお車・バイク・自転車の運転を控え、公共交通機関またはご家族の送迎でご来院ください。
健診で視神経乳頭陥凹拡大と言われたら、必ず緑内障ですか?
いいえ、必ずしも緑内障とは限りません。生まれつきくぼみが大きい方や近視の影響による場合もあります。ただし、自己判断はできませんので眼科での精密検査が必要です。
症状が全くないのですが、検査を受ける必要がありますか?
はい、ぜひお早めにお受けください。緑内障の初期〜中期は自覚症状がほとんどありません。症状を感じてからでは視野の回復が難しいため、健診での指摘が早期発見の貴重なチャンスとなります。
受診の際は何を持参すればよいですか?
健康保険証(マイナ保険証)、健康診断の結果用紙、現在お使いの眼鏡やコンタクトレンズ、お薬手帳をお持ちください。
当院の緑内障治療について
